ピアノ買取広告に関する注意喚起

2025年5月も後半になって昨日、ピアノ業界筋からピアノ買取を謳った詐欺行為が横行しているとショッキングな報告を得たので急ぎこの場で注意喚起したいと思います。「使わなくなったピアノ何処よりも高く買い取ります!」などとネットやSNSで見掛けて申し込むとピアノの査定に来て家に上がり込み居座り貴金属やブランド品などを強引に買いあさりをする被害が続出していると報告を受けました。勿論、同じような広告でも全く問題の無いピアノ買取業者が大半ではあるもののその様な被害が出ている事を知らされると率直に「怖いな!」と恐怖を感じます。では、被害にあわない様にするにはどの様にすればいいのかという事ですが、ピアノを処分したいなと思ったらまず お付き合いのあるピアノ調律師に電話をしてください。処分買取の旨を伝えますとちゃんと安心の業者を紹介してくれます。ピアノを通じて長年のお付き合いですから安心です。そういった意味でも我々はお客様と良い関係を築く事がことさら重要であると考えます。皆様どうぞお気を付けください。

主催者所有のピアノは、メインステージに設置

私も予想していなかったちょっと驚いた報告でありました。随分世知が無い世の中になっちゃったなぁ~といや~な気分のそんな中、5月11日に「鎌倉プチロックフェスティバル2025春」が開催された。今回は、簡単ではありますがその様子を書き記したいと思います。

朝一番10時スタートのステージ。続々とお客様が集まって来る。

 

OPEN STAGEの様子

2014年から地元の有志が集まって電気を使わないロックフェスティバルが始まって早11年。途中コロナ騒動で開催出来ない時期がしばらくありましたが主催者と大勢スタッフの踏ん張りで再開後も大勢のお客様で賑わい「鎌倉プチロックフェスティバル」は、かなりの認知度に成長し今回も天気に恵まれて過去最高の賑わいとなった。今回からは、海浜公園に2台のピアノを設置する事になった。海浜公園に ①ピアノが設置されるGREEN AND BLUESステージ ②スポンサー名の峰本ステージ ③同じくスポンサー名の鎌倉松原庵ステージそしてもう一台のピアノを設置した④OPEN STAGEと4つのステージか設営された。今回初めて設営されたOPEN STAGEはアマチュアミュージシャン登竜門として主催者側の計らいで14組のアマチュアミュージシャンが出場された。アマチュアと言ってもとっても上手で場慣れしていて真剣に楽しく音楽に携わっている様子が何とも初々しい。音楽の裾野を広げるといった主催者の意向が良い方向で実を結んでいた。その他、3ステージでは、21組のミュージシャンが大勢のファンに囲まれて熱演し大盛況の盛り上がりだった。

ピアノ倉庫でめちゃくちゃに狂ったピアノを何度も繰り返し作業する

設置した後、再度調律をして準備する

ピアノ調律を終えて万全の状態のメインステージのピアノ

今回は、例年通りに弊社で保管している鎌倉プチロックフェスティバル所有のピアノともう一台弊社で貸し出しピアノを用意する事になったのだが海の真ん前で終日潮風にさらされる、もしかしたら雨降るかもしれないの最悪の条件の所に私が手塩に掛けた大切なピアノ、弊社の商品はとても持っては行けないので仲間の輸出用買取ピアノを借りて調律調整をして持って行く手配をした。ここで大きな問題があります。買取して輸出するピアノは、何十年も放置されて調律をしていないので音はめちゃくちゃに狂って下がっている。長年放置されているので機械も動かない所が有ったり虫食いが有ったりとまずは当日に使用に耐えられるピアノ選びから始まる。今回は、ちょっと古いが音のバランスが良く程度の良いYAMAHA U1Hを選んだ。フェスティバルで使えるようにするにはそれなりの時間と手間が掛かった4月26日・28日・5月1日・5月8日と2台のピアノを4日間かけて万全の準備をした。当日は、朝9時に2台のピアノを海浜公園に搬入設置して運送で音のずれた2台のピアノを調律して無事に準備が整った。何がともあれ天気に恵まれて大勢のお客様が鎌倉の海でフェスティバルを楽しんでいる。皆さんの笑顔を見て何時も思うのだが純粋に鎌倉プチロックフェスティバルって良いね!