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528Hz愛の周波数

令和3年、心機一転晴れ晴れとスタートダッシュを決めるつもりで居たが緊急事態宣言に出だしからつまずかされた感じで新年早々残念な年明けとなった。新年に何かと縁起を担ぐ習性は、全国会社経営者は、ほぼ皆同じだろうと勝手に思い込んでいます(笑)。したがって一日も早い収束を心底願い例年通り縁起を担いで弊社は、万全にして慎重なコロナ対策を徹底して皆様のピアノの保守点検・メンテナンス・サービスに努めて参ります。今回は、グランドピアノの調整のお話とも思っていたのですが、こんな時期なのでゆるーい音楽の話を記事にしたいと思います。

昨年は、コロナウィルス騒動で二度も休業を断行しました。それにより、お客様の定期調律の遅れが生じて未だ大変ご迷惑をお掛けしております。お問い合わせを頂いたお客様とご了解を頂けるお客様を順次お伺いをさせて頂いております。そういった意味に置いても一日も早い収束を心より願い、何ら不安の無い状態で例年通りお客様と色んなお話が出来る日を待ち遠しく思っております。今年は、昨年中止になりました横浜市立中学校での講話の依頼も来ております。今回の緊急事態宣言では、学校関係は通常通りとの事なので予定通り実施されるでしょう。やはり毎年行っている行事は毎年やらないと調子が出ません。昨年中止になったので今年は、ちゃんと喋れるか?生徒達に思いは伝わるのか?今からちょっと不安です(笑)。そんな折にいつも他所様のピアノのメンテナンスばかりやって自分の事は後回しにして来た付けが回って来て、昨年アイスクリームをかじった時に奥歯が欠けてしまった。氷アイスでは無くてアイスクリームで欠けるって?歯のメンテナンスはちゃんとやっていたはずなのに?急ぎ歯医者に行く事になった。

前回通った歯科医院の診察券を見てみると12年前にお世話になっていて僕的には、5~6年前の様な気がしていたのですが12年経つんだ!こういうのも光陰矢の如しというのか(笑)?よくお客様が「5~6年前に調律やったのが最後です。」と実際ピアノを見てみると10年調律やってなかったなんて事は、調律師なら日常茶飯事ですが正にお客様の感覚では、5~6年前なんだ!僕の12年よりよっぽど良いなぁ~なんて妙に感心しながら前回の歯科医院は、1本治療するのに大層な時間が掛かりそれに待合室が狭くて混みあっていて治療時間が短い。あそこは、あかん!かなり遠いが女房が友人に紹介して貰って通っていた凄腕の歯科医院にしよう!といそいそ出かけた。問題の欠けてしまった歯は、あっという間に「はい!この歯は、これで終わりました。」と「えっもう終わったんですか?」と聞き返すと「この歯は、これで治療は終わりましたよ!他にも色々と問題の有る所がありますからわざわざ遠い所からいらしているのでもう一カ所やりましょう!」と言って次の箇所に取り掛かった。いや~初めてで緊張していたせいなのか麻酔をしますと言われても何時麻酔を打たれたのかも良く分からないままあっと言う間に治療が終えて正に凄腕の名医さん。すっかり信頼をしてもう全て身を任せる事にして昨年からお世話になっている。ある日、診察室のステレオスピーカーが日本のオーディオ史に残る名器YAMAHA  NS1000だったので「先生、音楽好きなんですか?昔の名器NS1000をお持ちなんで?」と聞くと「昔、高かったんですけど無理して頑張って買った思い出のスピーカーなんですよ。それでBOSTONが大好きなんですよ!」「えっ?BOSTONとは?」と聞き返すと恥ずかしそうに笑いながら「ロックですよ!」僕は、「トム・ショルツの?マサチューセッツ工科大学のBOSTONですか?」と聞き返すと「そうです!!ご存知ですか?ここでBOSTONの話が通じる患者さんが来るとは(笑)!」「僕も大好きでしたよ!昔のアルバムは、全部持ってますよ(笑)!」すると先生は「528Hzの音が体を整えるとご存知ですか?僕は、アメリカに勉強しに行ってた頃にアレルギーがひどくて、その周波数の音を聞いて克服したんです。」と言いながら奥の部屋からかなり大きめの音叉を持って来た。「これが528Hzの音叉です。」と言ってコーンと鳴らした。そんなやり取りがしばし続いてどうやらこの周波数が人間の自律神経に良い効果がありBOSTONの名曲More Then a Feelingにその効果があって先生は、それを聞き続けて病を克服したとの事でした。すると歯科助手のお姉さんが「先生、梅根さんは、音の専門家ですよ(笑)!」と言うと「そうでした(笑)!」と笑って今度は奥の部屋から大切に扱われている綺麗なBOSTONの見た事の無いCDとパンフレットを持って見せてくれた。僕は、未だに活動しているとは知らなくて持って居ないCDが2枚ある事にビックリした。すると直ぐにステレオにCDを入れて診療室にBOSTONが鳴り響きそのリズムに乗って上機嫌に治療をして貰った。麻酔が効いて感覚の無い左上唇にかなりの違和感を持ちながら自宅に戻り早速528Hzをネットで調べてみると沢山出て来た。愛の周波数との記載されていた。効果は?こればかりは、私には分かりませんがピアニストの遠藤郁子さんの演奏を聞くと癌が治ると評判になっていた事を思い出す。こういった事は、人による所が大きく個人差もあるのでしょう。しかしこれだけの検索結果を見るだけで多くの実例があるのも事実。昨年のNHK朝の連ドラ「エール」では、時代に翻弄されて苦しむ主人公(作曲家 古関裕而)の姿が描かれていましたが、何時の時代でも音楽の持つ力は絶大なり!という事だと思う。僕も歳を重ねるとクラシック音楽だけではなく友人からの勧めもあってJAZZも気持ち良く聞ける様になって来ました。ここ最近は、昨年10月のコンサートで西脇辰弥さんのハーモニカを聞いてJAZZハーモニカが癒しのアイテムになっている。コロナ禍で自宅に居る事が多くなったり人間として価値観や生活の有り方を根底から見直す事になった時こそ音楽が心の支えになって心穏やかに豊かな人生への道しるべとなる事でしょう。ついでに懐も温かくなる道しるべにもなってくれると凄く助かるんだけど、なんて新年早々、癒され過ぎて他力本願になってる!今年もピアノを通じて頑張って参りますので何卒よろしくお願い申し上げます。

 

2020年秋のお仕事の様子。

2020年10月は、キンモクセイの香りが例年になく強烈に漂って秋の気配が・・なんて思った途端、急に寒くなり慌てて暖房を入れた。近年秋をまったりと楽しむ風情が無くなったなぁ~とぼやきながらも10月からコンサートやレコーディングに加え婚礼など段々忙しくなってきました。そんな秋の近況や凄く感動したコンサートの様子を記事にしたいと思います。

9月に営業再開宣言をこのホームページで告知した途端に長いお付き合いのお客様から電話が相次いだ。「今年は、時期になっても電話が無いわ、どうされてるのかしら?と思ってホームページ見たらコロナで自粛していると分かったから、その内電話があるだろと思ってたんですよ!そうしたら、再開されたと書いてあったので電話しちゃったんですよ(笑)!特にうちは急がないから・・・何時でも良いですよ!」とお電話を頂くと嬉しくて直ぐ予定を決めてお伺いします。勿論、アルコール除菌の後にゴム手袋とマスクと慎重を期してお伺いして「あらら大変ですね~!そんなの良いのに(笑)」と言って頂きながら世間話に花が咲いてついつい長居をしてしまう。ありがたい事でこれって仕事なんだよなぁ~と楽しい一時を満喫している。そんな中、友人が家の立替えの間グランドピアノを預かって欲しい。ついでに綺麗にして新築に届けて欲しいと申し出があったので当然引き受けた。ただ、家が出来上がるのは1年以上先なんだそうだ。そんなに古いピアノでは無いのにサビと汚れと汚れと汚れ・・・ただただ汚いピアノで可哀想な状態。グランドピアノの保管は、通常ピアノの3本の脚とペダルを外して布団でぐるぐる巻きにして立てて保管するのが通例ですが弊社は、調律師のピアノ屋さんなので何時でも弾ける状態での保管をしております。保管スペースは、布団ぐるぐる巻きの3倍以上ですから他社では当然保管料は、通常の3倍以上と高く付きます。高価なグランドピアノを良い状態に保つには、梱包を解いて演奏できる状態で調律管理が何時でも出来る状態が自然です。弊社は、調律師の立場から全ての預かり保管ピアノは、通常の値段で梱包を解いて何時でも弾ける状態で保管しております。今回の友人のピアノも同じく梱包を開いて保管をするのですが1年以上もここに汚いピアノが有るのも他のピアノが全てピカピカなのに気持ち悪いから引き取って友人に断りも無く外装を綺麗にして倉庫に搬入。

これから一年かけて内部の調整をしながらビックリする位に良い音とタッチにしてあげようと思います。でも、あんまりのんびりしているとあっという間に一年経っちゃうから取敢えず毎月調律して弾きながら調整して物凄く良い音で良いタッチにして遊ぼうかなぁ~(笑)!そして来年沢山請求してやろ~と思ってます。ついでに新しい全塗装したピアノも倉庫に運び入れてやらなきゃいけない仕事は、山積み状態です。

8月のある日、音楽プロデューサー・キーボード奏者・作曲家・アレンジャーと世界的に活躍する現役ミュージシャン西脇辰弥さんから「10月に新たなコンサートを企画しているので調律をお願いします。」と連絡を頂いた。当日の内容は、ボーカルがAKANE LIV エレクトリックハープがSANAE  西脇辰弥PRESENTS「音の醸し人コンサート・世界は日の出を待っている~」ピアノは、ベーゼンドルファーのグランドピアノですと告げられた。直接の調律依頼に感謝しながらどんなコンサートになるんだろうと当日を待ち遠しく思ったが日々の慌ただしさに追われているとあっという間に時は過ぎて昨日がそのコンサートの日でした。

 

朝9時会場入りして調律の予定で11時からリハーサルと聞いていたので通常のコンサートと同じ感覚で会場を一人独占して集中してベーゼンドルファーの調律を楽しめると思っていたが、ほぼ全員が9時に会場入り。グランドハープの業者搬入から映像配信部隊のスタッフから音響スタッフのセッティングが同時進行。当日のタイムスケジュールを渡されると10時30分リハーサル開始と書いてあった。急ぎピッチ下げ調律を開始した。調律師にもよるだろうけれどピッチ上げよりピッチ下げの方が大変だと私は感じている。きっと大半の調律師も同じ意見だと思うが1時間30分で一流のピアニストが演奏して録音・配信に耐えうる状態に調律を仕上げる。この騒音の中。いや~まいったなぁ~と思えども時間は、刻々と過ぎて行く。タイムスケジュールでは、昼食休憩が12時から1時までとあるので修正は、そこでやれば良いなと気を楽に構えて楽しんで作業を無事終えた。リハーサルは、クラッシックコンサートと違って配線のチェックや雑音、音量や残響音と全体のバランスなど音響スタッフとの打ち合わせと確認作業が念入りに繰り返され、加えて撮影スタッフとの打ち合わせと大忙し。しかしプロ集団の集まりなのでそこは、肝は押さえて坦々と完璧に準備が進んだ。お昼休みに入ったのでピアノを再確認すると若干の修正はあったものの、さすがベーゼンドルファー音の保持は、惚れ惚れする良いピアノ。午後のリハーサルが始まるとボーカルのAKANE LIVさんは、表情豊かに美声を張り上げてとても魅力的だ!まだメイク前なのになんて美しく何でこんなに顔が小さいんだろう?そしてエレクトリックハープのSANAEさんも金髪でマスク姿だが何とも美しい。録音エンジニアに「ハープ奏者って何人も知ってる訳じゃないけど美女揃いだよね~!」と言うと「そうなんですよね(笑)!」するとSANAEさんが「え~凄いハードル上げられちゃってる(笑)!男性もいるんですよ!ヨーロッパは、男性の方が断然多いんですよ。」と教えてくれたがどう想像しても男が優雅にハープを演奏しても???増しては、太ったハゲてるおじさんがハープ奏者だったら?なんて、あんまりここに書き込むと色々と問題が起きそうだからこの辺にして置くが今回は、SANAEさんが優雅に演奏して美女揃いのコンサートで良かった!無事に準備も終えて後は、本番待ち。今回は、ソーシャルデスタンスでお客様の数も少なく少人数のコンサートでしたが開場の1時間30分前からお客様が雨の降る中お待ちになられていて、その人気ぶりを鑑みる事が出来た。本番が始まるとさすがプロの演奏と舞台進行、何より西脇氏のお話は、音楽への造詣の深さに笑いをちりばめてお客様を飽きさせない。そこにAKANE LIVさんの突っ込みが絶妙で笑いを招き、お客様全員が一音一句聞き逃さない。まぁ~全員熱烈なファンだから当然と言えば当然なんだけれど。AKANE LIVさんの歌は、流石プロで声量と音域の広さそして絶対に音程を外さない。出来そうで出来ないそこがプロ。そして美しくスタイルも良しとなれば申し分が無い、人気があるのがうなづける。そこに今回初めてエレクトリックハープが入り流石グランドハープとても演奏がゴージャスでピアノとハープだけとは思えない大迫力に圧倒された。中盤に西脇辰弥氏がハーモニカの演奏を披露した。ハーモニカと言うと僕的に昔のフォーク歌手がフォークギターをかき鳴らして雄叫びの様な下手なハーモニカを吹き鳴らすというか雑音の様なイメージしか残っていないがここで聞いたハーモニカは違っていた。哀愁漂う旋律に演奏者の思いを感情をそのまま音にくるんで、聞いている人の心を直接揺さぶる演奏と音色だった。あ~なんて良いんだろう!何とも言えぬ気持ちの良い演奏が心に深く刺さった!あ~ハーモニカがこんなに良いなんて!きっと如何なる楽器も優れた演奏者の手に掛かれば多くの人を感動させられるのだろう!素晴らしい体験だった!コロナ禍の最中、万全の注意を払って開かれたコンサート。音楽映像の配信も時代の流れなのでしょう。しかし生の演奏に敵う物は何も無いな!と改めて思った。西脇氏が奏でる僕が調律したピアノの音色に聞き入って「やっぱり俺って天才だな(笑)!」といつもより余計に天狗状態になって都内の大渋滞にはまっても上機嫌で帰宅した。

 

 

 

営業再開のお知らせ!

昔から暑さ寒さも彼岸までと良く言った物ですが9月も半ばを過ぎると途端に過ごしやすくなって来ました。9月に入りお客様からのお問い合わせが多くなり「そろそろお願いしたいのですが?」と逆に恐縮するようなお電話を沢山頂いております。ここで弊社の業務の再開をここにご報告させて頂きます。コロナウィルスについては、今まで通り予断を許さない状況が続いておりますので従来通りアルコール除菌の後にゴム手袋とマスク着用を徹底して最善の注意を払ってより一層の緊張感を持ちまして業務に努めてまいりますので皆様、何卒宜しくお願い申し上げます。

2020年は、人々の生活から経済に至るまで近年経験の無い不の連鎖の渦に世界中が巻き込まれて未だ抜け出せない状態が続いています。国の政策でGOTOトラベルやGOTOイートなど支援策が報じられていますが、我々音楽業界(コンサート・エンターテーメント関係)では、ようやく収容人数の緩和という形が報道されています。実際の所は、国も良い支援策が見出せないのか、これで集客が満たされるのか?いたずらに時間だけが過ぎて行く次第でGOTOコンサートなんてそんな支援策は全く報じられていない。プロの演奏家にとってまだまだ厳しい時間は続きそうです。そんな中、10月以降は、レコーディング・コンサート・新規イベントの依頼が増えてきました。中でも世界的に有名なキーボード奏者アレンジャープロデューサーであるTNさんから新たな試みのイベントを企画したので・・との仕事の連絡が入りこの取り組みが他の演奏家の活動のヒントになればと思い今から楽しみでならない。また、コロナウィルス騒動の中ステイホームで自宅に居る時間が増えたお蔭で改めてピアノを弾こうと思ったお客様が多くいらっしゃってピアノ講師の方々と連携を取りながら新たなお客様が増えたりまたは、ピアノ販売・ピアノ修復並びに修理は、あまり影響を受けない業務でしたので休業宣言中も出来る事はやり続けておりました。ただ、ご家庭の定期調律に関しては、春より大幅に予定が遅れております。お客様からのお問い合わせを優先させて頂いておりますが順を追ってご連絡を差し上げてまいりますので何卒よろしくお願い申し上げます。

鎌倉ピアノ芸術社

代表取締役 梅根 恒紀