「ひと言」カテゴリーアーカイブ

音沙汰ないけれどお元気なの?

早朝にけたたましく電話が鳴って「あ~お元気そうね・・安心したわ。さっぱり音沙汰ないからまたギックリ腰でもやらかしているのかしら?と心配してお電話したのよ!」なんともありがたいピアノの先生からの電話に感激したが、ほんの2か月ほど前に断線で修理にお伺いしているのになぁ~?と考えながら話を続けると「6月は、アジサイでしょ・・・来週鎌倉に友人と遊びに出かけるの。どこか美味しい所無いかしらねぇ~?」と早朝の電話でした。(笑)!

 

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ある日、ピアニストから「レコーディングスタジオのピアノが調子悪いので突然で申し訳無いけれど来て下さらない?」と携帯に電話が入る。ここのスタジオは、初めての所で通常のレコーディングスタジオでは無く小さなライブスタジオで出入りの業者が前日にハンマー交換と調律・整調・整音をしたのでレコーディングスタジオから当日の調律は、必要無いでしょうと言われたらしいが、いざ弾いてみるとピアニストには、大いに違和感が有るとの事で急遽私がお伺いして作業する事になった。調律と整音をやり直してピアニストとうるさ型のレコーディングスタッフからOKを貰って一安心。

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この6月と7月は、何かと忙しい月で沢山の行事が重なる。特にボランティア団体の役員引継ぎや7月からの新たな役の準備。連日書類作成やら会議に梅雨時で仕事も忙しく、まさにてんてこ舞状態が続いています。そんな中、6月14日には、アイメイトチャリティーコンサート仲道郁代と横山幸雄がみなとみらいホール大ホールで開催された。ほぼ満席に近い大入りで演奏プログラムも皆が良く知っている解りやすい曲を多く取り入れて20頭近い盲導犬も大人しくお二人の演奏に聞き入った?仲道さんは、お話も上手く華奢ではあるがその美貌と柔らく立体的な音色を奏でてお客さんとワンちゃんを魅了させていた。横山幸雄さんは、ステージパフォーマンスでは、相変わらずの安定感と余裕が音に入り混じり質の高い演奏で素晴らしいコンサートでした。年に1回開かれるアイメイトのコンサートもう14回目となるが大ホールを満席に出来るほどの集客力にただただ驚かされた。

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一年に3回、横浜の養護学校の生徒が横浜市の公園にお花を植栽しているので今年2回目のお花の苗の寄付をしてきました。この学校は、もともと弊社のお客様が校長先生で勤務中に倒れられてそのまま入院。長い年月入院生活を送られて頑張られましたが先日お亡くなりになられました。その告別式の日とお花の寄付日が偶然重なり人と人とのつながりや学校との深い縁を改めて感じさせられた一日となりました。この場をおかりしてお冥福をお祈り申し上げます。そんなこんなでちょっと慌ただしい日々が続いてホームページの更新もままならない状態でした。今回は、その慌ただしさの言い訳を記事にしてみました。

 

第34回遠藤郁子ピアノリサイタル

2015年5月21日(木)に鎌倉の清泉小学校にて第34回遠藤郁子ピアノリサイタルが開催された。昨年は、4月後半にアナウンサーの渡邊あゆみさんが朗読をして全曲ショパンで幻想ポロネーズに完全にノックアウトされたのを良く覚えています。先日のコンサートでは、最初にバッハとシューベルトのアベマリアを演奏された。どちらもだれでも良く知っている曲ですが、シューベルトのアベマリアをピアノだけで見事に演奏され、そのやさしさがホール全体を包み込んで子供達にもその素晴らしさが良く伝わった様でした。今回も子供達に解りやすく全ての曲の説明を遠藤先生自ら丁寧にされてそこには、あの厳しい遠藤先生とは違ったやさしい先生がいらっしゃいました。

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このコンサートの3日前から我々ピアノ調律師は、一年に一回使用されるピアノの準備をします。毎年の事ですが、全てバラシての作業ですので、それはそれは、大変です。今回は、筬の調整をした為に鍵盤ならし・あがき・鍵盤調整と大幅な調整変更が余儀なくされてかなりの時間が掛かってしまった。そこが変わると整調全般、なんだか全ての見直しとなってしまった。しかも、アベマリアからベートーベンソナタから後半は、ドビェッシー・ショパンとなるとちょっとややこしくなるがそこは、遠藤先生専属の調律師である五家氏が何時も乍らの完璧な仕事でみごとピアノを仕上げて無事本番を迎えられた。34回目というと最初に遠藤先生の演奏を聴いた子供がもう40歳。すでに子供が居て、その子がまた遠藤先生の演奏を聴いている。きっとそんな子供達が沢山居る事でしょう。教育の根幹である「続ける」という事と本物に触れさせる。しかも質の高い本物の演奏を34年に渡り続けている清泉小学校の教育の質の高さに改めて感心させられた。

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