皆様の家の中で高価で長持ちをする物…それはピアノです。
一般家庭で は普通にお子さんが趣味で使用している場合、およそ40~50年位ピアノは長持ちします。また、部品交換などする事によりさらに数十~100年 と一家の財産となり親子2代3代と末永くご家族と豊かな時と思い出を共にする事が出来ます。しかしながら、それは技術のしっかりとした調律師に毎年、調律 を依頼した場合に限られ、未熟な技術者の場合、チューニングピンを変に回しルーズピン(ピンが緩くなる)にしてしまう、機械部の調整を怠る事によって機械 部の変磨耗を起こし、わずか数年で大切なピアノを壊されてしまいかねません。皆様は大切なピアノをどの様な調律師に依頼していますか?
ピアノ調律師の仕事は
調律はピア ノの音程を合わせる、タッチの調整をする、弾き手の好みに合わせた調整をする、と言った事は勿論ですが、実はピアノは生きています。毎年の調律 で子供の成長と同じく時間を掛けて育てていく、ピアノの良い所を伸ばしていく、ピアノの音はどんどん輝きだします。そのピアノを親子何代も大切に弾いてい ただく。それが調律師の仕事です。
ピアノの調律をやっても音が良くなったのかよく判らない
「調律を頼んでも、音が変わったのか判らないのよね」お客様より良く聞く話です。
技術レベルの高い調律師は各家庭の設置環境に合わせて毎年計画的にピアノの長所を伸ばし、弾き手の好みに合わせて調整していきます。そうした調整によりピアノの音はポオーンと豊かな響き変わり誰にでも違いが判ってきます。
調律師を選ぶ時は
おおかた調律料金はどこも大差はありません。中には、安さを売りにした広告を見かける事もありますが、安かろう悪かろうでは、話になりません。しかも、お客様の家に長い時間、あがりこんでの仕事です。信頼の置ける調律師に依頼したいものです。
皆様が調律師を選ぶのですから、同じ値段ならば、当然、資格経験の多いワンランク上の調律師に依頼しましょう。
調律師の技術力は
ピアノ調律師の腕が良いのか悪いのか皆様には、なかなか判断出来ません。
日本には、およそ10.000人位ピアノ調律の仕事に関わっている人が居ると言われています。
その中で文部科学省認可 日本ピアノ調律師協会の会員は(試験合格者)約3.000人です。
ピアノ調律師としてピアノ調律師協会の会員である事は最低限の資格。消費者の方々がそれぞれに、調律師を選んでいかなければなりません。
日本ピアノ調律師協会(http://www.jpta.org/)にて会員名簿の一部が公開されています。
アップライトピアノ 調律基本料金 (乾燥剤・出張料金は 含まれません) |
通常の調律 | ¥14,000- |
前回の調律より年数が 経過している場合 |
+¥1,500- (1年経過ごと加算) |
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年3回以上の調律基本料金 | ¥12,000- | |
グランドピアノ(量産型) | 定期調律 | ¥19,000- |
高級グランドピアノ | 定期調律 (特殊な資格が必要) |
¥21.000- より |